一般社団法人 日本画府(日府展)沿革

川端龍子に師事し、青龍社展で活躍していた児玉三鈴は、やがてそこを辞し、1956年、跡部白烏、 石田粧春ら同志相寄り公募団体「日本画府」を結成し、その旨宣言。展覧会名を日府展とし第1回展を銀座松屋にて開催。
1958年、会場を東京都美術館に移し第5回展を開催、現在に至る。
1961年日本美術院彫塑部解散に伴い、同部有志を併合、彫塑部を併設。
1963年洋画部、工芸部を設け、総合展に改組する。
1964年2月12日文部省より社団法人の認可を受け理事長に児玉三鈴就任。
1966年~1967年青龍社の解散に伴い、竹内未明、古野新生ら社人を含む総勢30余名が参加する。
1968年第1回名古屋展を愛知県美術館にて開催、現在に至る。
1978年社団法人日本画府の福祉事業に対し、内閣総理大臣より、団体としての初の紺綬褒賞を授与される。
1974年日府会館(日府展研究所)を開設。会員の研究会、会合、宿泊等の厚生施設として利用されている。
2002年2月、児玉三鈴理事長の逝去により、副理事長渡辺六郎(工芸)が新理事長に就任。
2003年第50回記念日府展を児玉三鈴遺作展と共に開催。
2006年3月、渡辺六郎理事長の退任により、樋渡涓二(洋画)が新理事長に就任。
2010年11月末従来の法人法は廃上となり、2013年11月末までに新制度の社団法人への移行若しくは法人解散が求められた。
2012年4月、法人格維持を前提に一般社団法人への移行を総会で組織決定。7月移行申請、10月に移行認可。
2013年3月1日「一般社団法人 日本画府」が発足。5月、第60回記念日府展を「三鈴と想い出の作家たち展」と共に開催。
2013年7月、南部祥雲(彫塑部)が樋渡涓二に代わって新理事長に就任。
2016年4月、新たに水墨画部・写真部を設置。
2020年4月、新型コロナウィルス感染症防止に関する国および東京都の方針を受け、67回日府展の中止を決定。
2021年5月、新型コロナウィルス感染症蔓延による都美術館休館のため、、68回日府展東京展をオンラインで開催。名古屋展は通常開催。
2022年5月、3年ぶりに、69回日府展東京展を東京都美術館で開催。
2022年7月、青木九仁博(工芸部)が南部祥雲に代わって新理事長に就任。
2023年5月、70回記念日府展東京展を東京都美術館で開催。特別企画展・記念シンポジウム・記念コンサートを実施。

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